旅と音楽|風流三昧

旅と音楽について。実体験ベースの旅行記。フェスやライブへの参戦レポ。

山人音楽祭2025参戦レポ!会場の様子も紹介。

こんにちは。

 

ブログを書ききれないくらい遊び呆けている今日このごろです💸

すでに冬が近づいてきていますが、今年最後の”夏”フェスってことで、「山人音楽祭2025」に行ってきましたので、その様子を綴りたいと思います。フェスはこの後も続くので、秋も冬も行くと思いますが...。

 

もくじ

 

山人音楽祭とは

群馬県出身のロックバンドG-FREAK FACTORYが主宰するロックフェスです。群馬県内最大規模の音楽フェスとして知られ、例年9月頃に開催されています。 コロナの影響により、一時高崎市内の施設で開催されていたこともありましたが、現在は前橋市の「日本トーターグリーンドーム前橋」で開催されています。

主催のG-FREAK FACTORYは、レゲエサウンドを基軸に、ロック、ダブを取り入れたサウンドで「DREAD ROCK」と呼ばれる形の音楽と言われています。個人的な印象ですが、「人の魂に訴えかける、熱いメッセージを曲にしているレゲエ・ロックバンド」という感じでしょうか。

 

会場までの道のり

会場は前述の通り「日本トーターグリーンドーム前橋」。私の自宅は首都圏にあるのですが、同じ関東圏の前橋市だから、割とさくっと行けるかな...と思っていました。が・・・実際には割と遠いですね苦笑。東京からだと、出発する場所にもよりますが、高崎駅まで行って、そこから乗り換えて前橋駅で下車して、そこから路線バスで会場まで行くこととなり、2〜3時間はかかるんじゃないかと思います。それでも十分日帰りで行ける範囲内ですね。

前橋駅から会場までは路線バスで移動するのですが、時刻表を観ると終演時刻に間に合う便はなさそう…どうしようか…と思っていました。しかし、終演後も会場から前橋駅行きの臨時便が運行されていて、まったく心配には及びませんでした。

 

会場となるグリーンドーム前橋

このフェスは初めての参戦ということで、様子がまったくわかりませんでした。ドームなので、大きなステージがあることはわかっていたのですが、それ以外の規模感や飲食ブースなどの配置は、オフィシャルサイトの会場マップでは見れるものの、やはり実際に足を運んでみないとわからないもの。

実際に行ってみると、想像通りのドームならではの大きなメインステージ「赤城」。競輪とかを開催する場所のようで、スタジアムとはまた違う雰囲気がありました。

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そして屋内のもう一つのステージ「榛名」は、さながらライブハウスのような様相を呈していました。おそらく通常は割と広めの会議スペースのような使われ方をするのでしょう。スペースとして狭くはないのですが、天井も低くて、それにより発生する圧迫感がライブハウスを感じさせる空間になっていました。

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3つ目のステージ「妙義」は、屋外の川沿いのオープンスペースを利用したもの。小さなステージですが、天気の良い日は気持ちよく過ごせそうな場所でした。(結局、このステージのライブは見なかったけど...)

飲食店ブースは、芝生の敷かれている広場のような場所。結構広めで、中央のテーブルスペースを囲む形でたくさんの飲食店が出店している形でした。

各ステージ間のアクセスも悪くなく、かなり機能的かつ効率的に動けるレイアウトがされているなぁ、という印象。実際、ほとんどストレスなくステージ間の行き来ができたように思います。

 

で、肝心のライブは...

今回私が観たライブは、KOTORI、SHANK、ROTTENGRAPHTY、花冷え。、THE BONEZ、10−FEET、G-FREAK FACTORY。とりとめもなく書き始めるとまた収拾がつかなくなるので、特に印象に残ったポイントを綴っていきたいと思います。

 

まずは、榛名ステージでKOTORI。以前から気になっていたバンドで、この日にようやく初めてライブを観ることができました。このバンド、結構好きですね。パンク・ラウド勢が多かったこの日のメンツの中では、比較的ギターロックよりというか、そういう感じです。「素晴らしい日々」のシンガロングは感動的だったし、あの歌詞は、私をはじめ日本中のサラリーマン(だけじゃないけど)の背中を押してくれるものだとしみじみ感じました。


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そして赤城ステージでSHANK。Mad Caddiesの「Backyard」のSEでゆる〜く登場する彼らはいつ観てもかっこいい!のですが、ライブの方は演奏もタイトでまたかっこいい!

彼らの特徴でもあるスカ調の曲ももちろん良いのですが、私は「Good Night Darling」「Departure」「Love and Hate」「Set The Fire」といったメロディックなナンバーが好きなのです。しかし、「Cigar Store」はまたしても聞けなかったなぁ…。dustboxの「Time to Wale」とあわせて、いつかライブで聴きたい曲ですね。


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続いては再び妙義に戻り、花冷え。サタニックカーニバルでちらっと見てはいて、割とゴリゴリのメタルというか本格的にヘヴィな音と鳴らすんだな、という印象でした。今回改めて見てみると「原宿コア」と言われる所以も納得でした。Vo.ユキナのデス声時々アニメ声なヴォーカルとゴリッゴリの演奏は、たしかにクセになるのもわかる。。実は曲は知らないのだけれど、しばらくじっくり観させてもらいました。

 

そして、トリであり主催バンドであるG-FREAK FACTORY。ライブを観たのは、7月のヤキフェスぶり。ヤキフェスのときより遥かに大きなステージで、自身の主催フェスなので、雰囲気も全く違っていた気がします。Vo.茂木のエモーショナルなヴォーカル、クールでタイトな演奏、両方が重なって感情に訴えかけてくる音として押し寄せてくる。そもそも曲も歌詞も良い。群馬にこだわって長年試行錯誤しながら開催してきた思いもビシビシ伝わってくる、そういうライブだった気がします。やっぱり熱いバンドだなぁ…。


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最後は、この日出演していた高木ブーさんを出演者全員が囲んで、とってもハッピーなエンディング。すごく良いものを見させていただきました。

 

まとめ

上記には書きませんでしたが、グルメもなかなか充実していました。あいにく天気があまり良くなくて外でゆっくりすることはなかったのですが、天気がよかったら、また少し違う雰囲気だったのかな、と思います。

G-FREAK FACTORYのアツい思いが感じられるフェス。バンド主催ならではの、気持ちの入ったフェスというんでしょうか、そういったものを感じるシーンもあり、物理的な環境としても快適でした。

前橋はちょっとだけ遠いけど、このメンツを見れるなら、頑張って早起きして見に行く価値ありだと思います!個人的には。

メンツによってはまた来年も行っちゃうかもな〜。行きたいものが多すぎて約束はできないけど...苦笑

 

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それでは。

11月最初の3連休は「冬スポ」と「東京蚤の市」へ!

どうも。

 

3連休はいかがお過ごしでしたでしょうか。私は、今週は特別な予定はしてなかったのですが、なにか面白いことはないかとリサーチした結果、冬の準備、そして秋のイベントに参加してまいりました。

冬の準備のほうは「冬スポ」、秋のイベントは「東京蚤の市」に行ってきました。

 

 

冬スポ@幕張メッセ

冬スポは、ウィンタースポーツをする人なら知っている人も多いと思いますが、スキー・スノーボード用品、そして各スキー場のリフト券の販売イベントです。どちらも通常より安価で購入できるため、たくさんの人が集まります。販売の他にも各スキー場のブースではSNSをフォローして抽選会に参加して、シーズン券や一日券が当たるチャンスがあるので、それも楽しみのひとつです。何より、参加することによって冬に向けてのテンションが上がりますね〜〜〜!!!

 

今回は、幕張メッセでの開催でした。自宅からはちょっと遠いのですが、特に予定もなかったので、行ってみることにしました。特にギアやグッズを購入する目的はなかったのですが、抽選会や、今年はどこに行こうかな〜という情報収集が主な目的です。

うちの妻は数年前に、ネコママウンテンのシーズン券を当てているので、特に抽選会には大きな期待をして参加することにしました😁

www.fuyusupo.jp

この日は、今シーズン初開催ということもあってか、結構人も多かった感じでした。さいたまスーパーアリーナでの開催に参加したことがありましたが、それよりは少し規模は小さめなのかな?という印象。出店しているスキー場の数も、その時よりは少なかったかな???ギアやグッズのウィンドウショッピングはそこそこに、早速スキー場ブースの抽選会に参加しました。InstagramやXといったSNSのフォロー、もしくはアンケートへの回答などをすると、基本的に1回抽選に参加できるというシステムになっています。私はほとんどのスキー場はフォロー済みなので、並んですぐ抽選に参加できるのですが、まぁほとんどがハズレでパンフレットと飴玉をもらうことになりました。。。

だがっ!今年も妻がやってくれましたよ。シーズン券とはいきませんでしたが、福島県のグランデコスノーリゾートの一日券をゲット!彼女はずいぶん引きが強いようで…。

昨年に続き、また今年も行かなきゃなんなくなりました😝

resort.en-hotel.com

抽選で当てた一日券は一人分なので、もう一人分を購入することにしました。このイベントでは通常価格6500円のチケットを、4000円で購入することができます。グランデコの他に、妻が行ってみたいと言う新潟県上越国際スキー場岩原スキー場の共通一日券を2枚購入することにしました。こちらは一枚3900円でした。(通常価格は5900円)

jkokusai.co.jp

iwa-ppara.com

 

最近はリフト券の価格も高騰していて、人気スキー場は5000円や6000円では到底購入できないことが多くなっています。なので、このようなイベントは本当に助かりますね。この日は、これらのリフト券の他に、長野県の佐久スキーガーデンパラダの一日券を2枚入手しました。こちらは、冬スポのアンケート回答で入手することができました。

www.saku-parada.jp

これによって、冬のプランがずいぶんと明確になってきました。

ちなみに、私は最近は、人気スキー場ではなくローカルなスキー場に行って、少しでも混雑していないゲレンデを滑りたいという気持ちのほうが大きくなってきています。

できることなら平日のガラガラのゲレンデを思う存分滑りたいですね。

 

ということで、そこそこの収穫が得られた一日になりました。冬スポは、シーズン中に各地で何回も開催されるので、またどこかで参加するかもしれません。

入手したチケットとステッカー

東京蚤の市@昭和記念公園

そして、三連休の中日は、立川市昭和記念公園で開催された「東京蚤の市」へ参加してきました。

tokyonominoichi.com

特に予定はしていなかったのですが、週末に何かおもしろいことないかな〜とリサーチしていたらヒットしたイベントでした。数年前にフランスはパリのクリニャンクール蚤の市に行ったことがあったのですが、特に”これを買いたい”という目的がなくても、じっくり見ているといろいろなものがあっておもしろいものです。

チケット代が一人1700円(当日券は2200円)かかるので少々ためらいましたが、結果としては行ってよかった!また来年も行きたい!って感じでした。

フード、古本、古着、アートなどなど、300を超えるブースが展開されていて、じっくり見ていると一日はあっという間に過ぎていきます。雑多なものもたくさんあって、掘り出し物を探すのも、さながら宝探しのようで、ワクワクします。

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今回ゲットしたのは、妻のイタリア製スカーフ500円とブローチ2900円。蚤の市とはいえ、1900年代のビンテージのものだったりするので、なんでも安価で買えるかというと、そうではありません。しかし、日本の通常のショップでは見つけられないものが数多く並んでいて、その中からお気に入りを見つけるので、とても価値があるように感じます。

結局、13時頃に会場に到着して、終了時刻の17時近くまで休憩なしでずっと歩き回っていました。疲れたけど、、、そして自分は何も買ってないけど、おもしろかったな。

思ったよりとってもたくさんの人でごった返していて、こんなに人気のイベントだったんだということを初めて知りました。全く知らんかったなぁ…。

また来年も行きたいと思います。

 

 

ということで、3連休の最終日は散髪しに行って、家でおとなしくしてました。

さて、来週は何しようか。

今年も行ってきましたラブシャ2025。会場での様子と前後泊の過ごし方を紹介。

こんにちは。

 

こちらも随分時間が経ってしまいましたが、今年も山梨県の山中湖交流プラザ きらら で開催されるフェス「Sweet Love Shower」に参戦してきましたので、その様子を綴っていきたいと思います。思うままに書いていたら、5000文字近くになってしまったのであしからず。。。

 

もくじ

 

Sweet Love Showerへの参戦にあたり

Sweet Love Showerへの参戦は、たぶん5回目。最初に行ったのはもう10年くらい前なのですが、アクセス方法の下調べが不足していて、よくわからずあんまり見れなかった記憶があります。たしかドリカムが出てた年だったけど、見れなかったんだな...。

それからコロナ禍を挟んで2022年からは、なんだかんだ毎年参戦しています。

このフェスの良いところは、テレビにも出るような有名ミュージシャンも、テレビにはあまり出ないコアなミュージシャンもバランスよく出演する点だと思います。

なので、割とJ-Pop好きの妻とテレビに出ない系ミュージシャン(?)が好きな私とで、両方が存分に楽しめるフェスなのです。邦楽に限りますが。

そして、自然豊かな環境で行われていて、会場も実はコンパクトなところ。大型フェスではあるのですが、フジロックのような広大なエリアではなく、4つのステージがまとまって設置されているので、ステージ間の移動も容易なのです。フジロックとはまた違った手軽さというか、そこそこ田舎の野外でやるのに、そこまで身構えずに参戦できるという点も魅力のひとつなのかな、と思います。

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で、今年のSweet Love Showerラブシャ)ですが、今年は、妻はMrs. Green Appleが見たいと。他の日にはAikoOfficial髭男dism、新しい学校のリーダーズSEKAI NO OWARIなどの超ビッグネームも名を連ねていましたが、迷った末に8/29(金)にしました。この日の場合、私としてはサバシスター、BRAHMAN、羊文学、MONOEYESマキシマムザホルモンといったところが見れるので、一番良い日でした😎結果、見どころ満載でしたね👍

 

前日は車中泊

ここ数年のラブシャへの参戦方法としては、フジロックと同様に前日に会場近くまで移動し、車中泊をする形を採っています。会場近くの駐車場は早朝から大変混雑しますので、朝早くに駐車場を確保するためです。

今年は、金曜日の参戦でしたので、木曜の仕事が終わってから、車で富士吉田市を目指しました。参戦が、日曜日の場合は、前日に観光して、お風呂入って車中泊という流れもできるのですが、今回は移動+お風呂のみです。

富士吉田に到着したのは、9時頃だったでしょうか、いつも利用する日帰り温泉【日帰り入浴】富士山溶岩の湯 泉水」で入浴して、車中泊スポットに向かいます。今年は「富士山ミュージアム駐車場」を利用させていただきました。ここ、以前は夜間もトイレが使えていたのですが、現在は夜間は使用禁止となっていますので、ご注意ください。近くにローソンがありますので、そちらで買い物をしながら利用する形になると思います。ってなわけで、ここで車中泊をして翌日に備えました。

 

ラブシャ当日〜会場入り

当日は、毎年だいたい6:00頃に出発して、6:30頃に会場周辺に到着する予定です。今年も同じような時間に出発しました・・・なのですが、すでに会場までの道路が渋滞している!このときはあまり強く意識していませんでしたが、ミセス効果がかなり大きかったようです。帰り際に、駐車場のおじさんが、こんなに混んでるのは見たことがない、と言っていましたので。。。

とは言いつつも、7:00頃だったでしょうか、なんとか会場近くのいつも使っている駐車場に到着。まだ開場までは時間がありますので、車の中で横になったりしながら待機します。そして、開場時間の9:00を過ぎた頃、急ぐこともなく頃合いを見て会場に向かいました。

 

会場での様子

会場に入ったらまずはビールを購入!終了後は運転しなければならないので、残念ながらビールは朝のこの一杯だけです。振り返ってみるとフェス飯もあんまり食べずにライブばっかり観てたので、ライブの話を主体に書いていきたいと思います。

 

最初に向かったのは、サバシスターの出演するForest Stage。去年初めてサバシスターを観たのがラブシャでした。その後、Zepp Haneda、サタニックカーニバルでのライブに続いて、この日のライブです。もう曲の良さはわかっていますし、普通に楽しもうと思い、ステージ前3列目くらいまで行ってみました(Gt.るみなす側の斜め45度くらい)。抜群の晴天と彼女らの笑顔が眩しすぎる、とってもポジティブなバイブスに満ち溢れたライブでした。一番ぐっと来たのは、「作戦会議」ですね。この歌詞、とってもいいです。懸命に、かつ楽しそうに演奏する彼女らの姿と、この歌詞の力強さがリンクして、グッときてしまい、たまらず涙が堪えられなくなりました。もう彼女らのライブを見るのは4回目になりますが、やっぱりすごいパワーを持ったバンドなんだな、と改めて感じました。こんなに心を揺さぶられるバンドは自分としては他にありません。(「サバシスターのライブに行ってきました!」「なんでサバシスターってこんなに。。。【サタニックカーニバル2025】」のブログも併せてご覧ください。)


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そんな、気持ちの乗った充実のサバシスターの後は、ヤバいTシャツ屋さん。ヤバTは、なぜか妻が好きだというので、数曲しか曲も知らないのですが見に行くことに。Ba.のありぼぼが産休中とのことで、サポートベーシスト、そしてサポートボーカルを迎えてのライブでした。サポートボーカルには、マキシマムザホルモンのナヲとサバシスターのなちも登場し、観客的には嬉しい限り。彼らの持つハッピーな雰囲気が存分に感じられたライブでした。

 

その後は、羊文学。羊文学は7月のフジでも観て、今回も観ました。昨年のラブシャで観てから3回目のライブです。MCもほとんどなく演奏する彼女らのステージは、真摯に音楽と向き合う姿勢が感じられて、こちらとしても真面目に音と向き合うモードになる、そんなライブでした。いつ聞いても「Burining」はいいなぁ。もう一曲、聞きたかった「Ooparts」はやらなかったけど。


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そして続いては、MONOEYES。彼らのライブは、多分初めてだったと思います。ELLEGARDENはめちゃめちゃ聞いていたけれど、これまでMONOEYESは数曲しかチェックしていませんでした。今回のラブシャを機に、曲も予習して、この日に望みました。すっごく楽しそうな細美武士が印象的だったなぁ。。。個人的には「Two Little Fishes」を聞けて大満足😊


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次はマキシマムザホルモン。もうずいぶん前から彼らのライブは何度も観ています。大ベテランの域で、もう横綱相撲って感じ(例えが間違ってる?)。中でもハイライトは、「鬱くしき人々のうた」。亮君の書く歌詞は昔から天才的だとは思っていたけれど、この歌詞は亮君のセンスとメッセージが超高次元で融合したような、唯一無二の歌詞だと思います。この曲に励まされ、救われた人も多いのではないでしょうか。うるさい音楽が嫌いだという人も、本当に聞いてほしいと思う一曲ですね。


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続いては、レキシ。以前から少しだけ聞いたことはあって、「なんかいいな」と心地よさを感じていたレキシ。時間があったから行ってみようということで、ここは妻と合流。びっくりしたのは、みんなが持っていた稲穂!あれ光るんだ!と、妻と二人でびっくりしてそれに大ウケ笑。お笑い芸人顔負けのMCでだいぶ笑わせていただきました!それでいて本格ファンク・・・だけど歌詞は歴史をモチーフにしていてふざけてるとしか思えない笑。エンタテイメント性抜群で、本当に楽しいステージでした。

 

その後はすぐにSuper Beaver。かなり人気のバンドだと思いますが、実は曲も知らなければ、ライブも初めて観ました。妻が結構好きで、一緒に見ようとしたのですが、レイクサイドステージがかなりパンパンでしたね(その後のミセス目的の方もたくさんいたようですが)。とはいえ、曲もじっくり聞くことができて、よかったです。支持される歌詞を書くんだな、と思いました。改めて聞いてみようかな、と思えるバンドでした。

 

で、最後はトリのミセス・・・ではなく、自分はBRAHMANへ!この日はミセスファンの地蔵問題が取り沙汰されていましたが、私はそれとは無縁のステージへ向かいました。BRAHMANも7月のヤキフェス以来、約一ヶ月ぶりに観ることになったのですが、やっぱ最高ですね!TOSHI-LOWのMCは愛を感じるものなのですが、そのサウンドは、例えるなら、何人も人を斬ったことによって切れ味が増した日本刀をぶん回しているような、そんな印象のライブでした。やっぱり自分の好きな音楽、BRAHMANを選んでよかった。


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最後はミセスを、出口付近から眺めて、終了しました。ところが、噂には聞いていましたが、終演後の大渋滞で車が全く動かず・・・駐車場を出発できたのは、11:00近くでした。冒頭でも書きましたが、駐車場のおじさんが、こんなに混んでるのは見たことがない、と言っていましたので、やはりミセス効果だったんでしょうか。早く出ることは諦めて、焦らずゆっくり帰ることにしました。

 

当日の宿泊

毎年ラブシャの日は、終演後には静岡県御殿場市にホテルを取って宿泊することにしています。今年もそのようにしようと思ったのですが、御殿場のホテルが高い!なので、御殿場市街地から少し離れた時之栖にある「ホテル ブラッシュアップ」を予約しました。少し離れていますが、素泊まり2名で10,000円強で宿泊することができました。部屋も狭くなく、大浴場もついていて、リーズナブルだと思います。このホテルは、御殿場高原ホテルと同じ経営のようで、同ホテルと同じフロントで手続きをして、隣接している建屋に部屋があって、そちらに移動する形となっています。したがって、御殿場高原ホテルの大浴場を利用することができます。

ホテルに到着したのは12時を過ぎていて疲労困憊でしたので、お風呂に入って少しだけビールを飲んで、死んだように眠りました。

 

翌日の過ごし方

なぜ御殿場に宿泊するかというと、次の日は御殿場プレミアムアウトレットでショッピングをするのがお決まりのパターンになっているためです。このスポットは、妻の要望により欠かせないものとなってしまいました...苦笑

とはいえ、今年は引っ越し直後で家の中の整理をしている最中ということもあり、実際にはウィンドウショッピングで済みました😝この日は、アウトレットの後はすぐに帰路について、早めに帰宅しました。

本当は「さわやか」でハンバーグを食べたかったのですが、整理券も取ることができず、諦めました。また、休みの取り方によっては、隣接しているHOTEL CLADの温泉施設「木の花の湯」でゆっくり一日過ごすというのもアリかなと思います。この施設は、漫画や雑誌なども豊富にあって休憩所がかなり充実していますし、食事処も美味しいので、少しだけ値段は高いですが、ここを目的にして訪れても良いと思います。HOTEL CLADの富士山ビューの部屋に宿泊して利用できればベストですが、宿泊しなくてもかなりオススメのスポットですね。

 

と、そんなわけで、ラブシャ2025への参戦と、その前後の過ごし方を綴りました。完全に前後の過ごし方のパターンが決まっていて、勝手の分かったフェスでしたが、今年の混雑は想定以上でしたね。来年は、また参戦するかわかりませんが、またいろんな発見があったり、観たいバンドが見れたり、色々とネタには尽きないと思いますのでまた綴ってみたいなと思います。

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それでは。

パンクロックな2日間!dustbox「Training Days」とJoel Abadパンクロック・アート展

こんにちは。

 

なんだかすっかり涼しくなって、夏の疲れ(遊び疲れか...笑)がどっときている今日この頃です。この週末は濃密なパンクロックな2日間を過ごすことができましたので、その様子を。

 

dustbox「Training Days」参戦レポ!

まず、10/17(金)は、仕事を終えてからdustboxのライブ「Training Days 2025」に行ってまいりました!場所は西川口Heartsというライブハウス。実はフェスや大きな箱でのライブには結構行っていたのですが、小さなライブハウスでライブを見るのは、もう何年ぶりでしょうか...というくらい久しぶりでした。初めて行くライブハウスだったので、ちょっとドキドキワクワクでした。

西川口Heartsは、JR京浜東北線西川口駅から歩いて5分くらいの場所で、アクセスも悪くありませんでした。事前調べで、コインロッカーはなくて、クローク(1回500円)のみとのことでしたので、私は駅のコインロッカーに荷物を入れて、手ぶらで会場へ向かいました。会場は、閑静な住宅街にポツンとある感じですが、清潔感があってきれいな会場でした。

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この日の対バンは、TOTALFAT。たぶん2008年のパンクスプリングで、1曲目の「Da Na Na」が始まった途端キッズたちがステージにダッシュしてて、聞いていたら「かっこいい!」と思い、その後もずっとチェックし続けているバンドです。この日は、自身のニューアルバムのツアー中とのことでしたが、ダストボックスとの縁から出演を決めたとのこと。パンクロックアンセムやパーティチューンなど多彩な楽曲を織り交ぜながら、十分すぎるくらいフロアを温めて、ラストは前述の「Da Na Na」で締めて約40分のステージを終えました。個人的には初期の頃の曲が好きで「Good Fight & Promise You」が特に好きですね。


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そして、20時頃、いよいよdustbox開始です。現時点での最新アルバム「Intergalactic」収録の「Vortex of Light」をSEにして入場し、1曲目は同アルバム収録の「Emotions」からスタート!ヘビーなギターリフから始まるイントロ、Aメロでうねるベース、弾けるようなキラッキラのサビ、というdustboxらしい曲です。dustboxは7月の焼來肉ロックフェスでも観ていますが、なんかやっぱり安定感がすごいと感じました。ただ、結成25年のベテランの雰囲気をいい意味で感じさせない楽しさにあふれているところがいいですね👍(途中の演奏ミスはご愛嬌😂)

その後も「Riot」や「Try My Luck」「Right Now」などの代表曲を投下。基本的に彼らの曲はほとんどすべて知っているので、もう楽しくて仕方ありません😆

この「Training Days」というライブシリーズは、まだリリースしていない新曲をライブでやってしまおう、というコンセプトの企画で、今回も2曲の新曲が用意されていました。まだ曲が固まっていないというおもしろエピソードもありつつ、披露された「Icarus(イカロス)」と「Over And Over」という2曲は、どちらもリリースが楽しみですね!「Icarus」はダストボックスらしい美メロが特徴のかっこいい曲でした。「Over And Over」はオーディエンスのシンガロングパートのある参加型の曲でしたね。シンガロングパートは、ライブ会場で披露した際のオーディエンスの声をレコーディングしているとのことで、これまたリリースが楽しみなネタです。ちなみに「Over And Over」は2回やってくれました笑

そして後半は「Resistance」や「Bird of Passage」といった自分の聞きたい曲をやってくれて、テンションブチ上がりです!

最後は「Hurdle Race」「Jupitar」の流れで、本編は終了。当然オーディエンスはおかわりを求めるわけで、アンコール開始です。アンコールでは「Bitter Sweet」「Tomorrow」の2曲を演奏して終了しました。

 

Ba. JOJIのMCやVo.SUGAとの掛け合い、対バンのTOTALFATとのエピソードなどすべての要素が笑顔にしてくれる、そんな部分も含めて、とってもステキな時間でした。大満足の90分でした!

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dustboxとの出会い

dustboxとの出会いは、大学生の頃に、地元の友人が紹介してくれたことがきっかけでした。私は当時、その友人があまり好きではなく、ちょっとウザいなぁと思っていました(内緒です)。無理やり勧められて、仕方なく買ったのが「Mr. Keating」というミニアルバムでした。

Mr.keating

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で、聞いてみたら、完全に好みのメロディとサウンドでドハマりしてしまいました。最初にライブを観たのは、2008年のサマソニ小さいステージでした。私も若くて最前列を陣取り、サウンドチェックで本人が出てきて、びっくりしたことを覚えています。

そこからは、事あるごとにライブにも足を運び、音源もすべて聞き、ずっと追いかけてきました。大好きなバンドはたくさんありますが、実は自分の中で洋邦含めて5本の指に入るくらい大好きなバンドです。最近で活発に活動しているバンドの中では一番くらい好きかも。

dustboxのおすすめ曲・アルバム

好きな曲を選べと言われたら、もう相当迷ってしまいますが、「Bird of Passage」「Tomorrow」「Time to Wake」でしょうか。


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「Time to Wake」はライブでは聞いたことがないので、どうしても生で聴きたい一曲です。このメロディが、一度聞いたら頭から離れなくて、めっちゃ好みなんです。

 

ということで、dustbox「Training Days」@西川口Heartsのレポとdustboxについて紹介しました。ステキな曲がたくさんあるので、ぜひチェックしてみてください!うるさい音楽が苦手な方にもオススメできる、聞きやすい曲だと思います。

 

Joel Abadパンクロック・アート展

その翌日は、妻の諸用に付き合って外出し、一人の時間があったので、Joel Abadパンクロック・アート展に行ってきました。Joel Abadとは、数々のパンクロックバンドのフライヤー等のデザインを手掛けるスペインのアーティストです。

最近の作品では、アメリカの大御所ポップパンクバンド「NOFX」の解散に向けて行われたファイナルツアーのデザインが、その界隈では有名だと思います。

NOFXファイナルツアーのフライヤー

 ダークな雰囲気になりがちなスカル(ドクロ)をモチーフにしつつも、ちょっとポップな雰囲気のテイストが特徴なのかな、と思います。私もアートに関してはまったくのど素人で、知識も何もないのですが、パンクロック好きが高じて行ってみることにしました。

とは言っても、会場は格式高い美術館とかではなく、中目黒にある「アート喫茶フライ」という喫茶店でした。11:30オープンということでしたが、到着したのは11:20頃。開店を待ちながら中の様子を伺ったりしていました。11:30直前に、男女数名が並んでいる私を尻目に先に入っていきましたが、サクッと見て出ていってしまいました。私は店員さんに案内されて、中に入りましたが、お客さんはほとんどおらず、展示をじっくりみることができました。前述のNOFXを初めとする、RANCIDBad ReligionPennywise等々といったアメリカ西海岸を中心とした有名パンクロックバンドのフライヤー、フェスのフライヤーなどが壁に所狭しと展示されていました。中には日本が誇るHi-Standardのものや、スケッチ段階のものがあったり、東京を拠点に数多くのミュージシャンやフェス等のアートワークを手掛けるTM Paint氏とのコラボ作品もあったりして、個人的にはとても興味深く見させていただきました。

Hi Standardのフライヤー

一通り見たら、席について、食事をオーダー。オススメは何かと聞いてみたらオムライスとのことで、この展示の期間中は、Joel Abadデザインの小さい旗(お子様ランチとかについてくるやつ)がオムライスに立ってます、とのことだったので、その言葉につられてオムライスにしました。

スカルデザインの可愛らし旗の立っているオムライスは、卵もふわふわでケチャップライスも濃厚で、大変おいしくいただきました。セルフでのコーヒー、紅茶の飲み放題がついていて、1100円とのことだったので、都内としてはなかなか良心的な価格だと思いました。コスパ高いと思います。今回の展示を機会に来てみた喫茶店ですが、また来たいな、と思えるお店でした。

オムライスと店内の様子

また、店内では、ずっとNOFXの曲が流されていて、好きなものに囲まれて最高なひとときを過ごすことができました😍またこんな企画やってくれないかなぁ、、と思いつつ、2時間近くゆっくりして、最後にJoel Abadステッカーも購入してお店を後にしました。

店員さんが持ち帰り用の旗もくれた!

自分の好きなパンクロックにまみれた濃密な2日間でした。楽しかった〜〜〜〜〜。

 

それでは。

1泊2日で鹿児島を大満喫!無理なく主要スポットを巡る旅程を紹介します!

こんにちは。

 

色々と考えた末に、ブログのタイトルを変えました。自分の好きなこととは何か、と改めて考えた結果、やっぱり旅と音楽だろうと。付随するものは多々ありますが、この2つが自分の中の軸だろうと。大げさなことではないのですが、そんなことを感じまして、自分という人間を軸にして今後も書いていけたらと思います。

なんだか、あちらこちらと彷徨っていますが、これが人生なんでしょうかね…。悩みながら迷いながらも、好きなことはやっていきたいと思います👍

 

ってなわけで、今回は鹿児島に行ってきましたので、その様子を綴っていきたいと思います。

今回鹿児島に行った目的は出張だったのですが、業務があったのが木曜だったので、金曜を有休にして鹿児島市内を観光し、土曜に帰宅するという旅程を立てました。

出張も含めると2泊3日ですが、個人的な旅行としては1泊2日の短い期間でしたが、かなり濃い時間を過ごせたかなと思います。(もちろんプライベートな時間は自費になります。)

 

もくじ

 

 

桜島へのアクセスと島内観光スポットの巡り方

木曜日に出張を終えて会食があり、金曜の朝は思ったより早く目が覚めてしまいました。木曜は大浴場のあるドーミーイン鹿児島への宿泊だったので、まずは朝風呂に入って体を目覚めさせ、前日に処理しきれなかった業務を少々。ホテルをチェックアウトしたのは、9時過ぎだったかと思います。正直、元々は仙巌園と城山公園展望台に行ければいいかな、レンタカーもないし桜島は時間があったら行ってみようかな...くらいの割とラフなプランを立てていました。なのですが、前日の会食の場で、桜島は周遊バスで展望台まで行けるという情報を聞いて、当日の朝に「やっぱり行ってみよう」と思い直し、桜島へ向かうことにしました。

 

この日宿泊するホテルに荷物を預け、フェリー乗り場までは路線バスを利用して移動しました。鹿児島のバスで注意しなければならないのは、SUICAは使用できないということ。その代わり、クレジットカードのタッチ決済が使用できます。路線バスに限らず感じましたが、鹿児島はクレカのタッチ決済がとても充実している印象がありました。

フェリーは料金後払い制ということで、まずは乗り込むスタイル。15〜20分おきくらいに出向しているので、あまり時間は気にしなくてもよさそうです。そのまま乗り込んで、出航です!

前日は見えなかった桜島ですが、この日は天気も抜群に良くて、市内からもその姿がくっきり見ることができました👀 

 

約15分の船旅は、前方の展望デッキの最前列を確保し、海風を浴びて気持ちよく過ごすことができました。あっという間に桜島に到着です。到着するとゲートのようなところで料金(片道250円)を支払う形になっています。ここでは、SUICAを使用することができます。

 

到着したら、展望台まで行ける周遊バス「サクラジマアイランドビュー」の一日乗車券(500円)を購入しました。一回の乗車で230円ですので、3回乗ればペイできます。これに乗って目指すのは、桜島No.1のビュースポット、「湯之平展望所」です。それほど広くない桜島ですが、主要スポットごと停車するためフェリーターミナルから40分くらいかかります。

 

展望所に到着すると、そこからは大迫力の桜島を望むことができます。遠くから見ると美しいシルエットが印象的な桜島ですが、近くで見ると、荒々しくてその迫力に驚きます。湯之平展望所は小さな展望台で、桜島の山肌や錦江湾鹿児島市内をそれぞれ一望することができます。ここではバスが10分程度停車していてくれるので、その時間で展望台まで登って、見て回ることができます。

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湯之平展望所の後は、もうお昼の時間でしたので、昼食にしようと「道の駅 桜島 火の島めぐみ館」へ向かいます。ここは桜島唯一の道の駅で、規模は大きくありませんが、レストランと売店が設置されています。ここのレストランで、みかんうどん?とミニカンパチ丼のセットをいただきました。かきあげと薩摩揚げもついていて、1300円。正直に言うと、カンパチ丼は期待したほどではありませんでした...が、みかんうどんはさわやかなみかんの風味がついていて思いのほか美味しかったです!

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道の駅では、売店で妻に"ちいかわ"のご当地キーホルダー(これがめちゃめちゃかわいい!)を購入しました。

 

その後は、「国民宿舎 レインボー桜島」の裏手の海辺の遊歩道で海を眺めたり風を感じたりしながらゆっくりフェリーターミナルまで徒歩で移動し、帰りのフェリーに乗りました。

 

市内を9:30に出発して、桜島を観光して出向したのが13:00でした。バタバタすることもなく、ゆっくり過ごしてこんな感じでした。

 

意外に見どころのあった仙巌園

桜島から鹿児島市内へ戻った後は、鹿児島駅から電車で「仙巌園」へ向かうことにしました。仙巌園は、薩摩藩主島津氏の別邸・大名庭園で、園内の旧集成館跡地は、島津斉彬が近代化を目指して興した工場群です。中でも反射炉跡は世界文化遺産明治日本の産業革命遺産」の構成資産となっています。

日本庭園からきれいな桜島を眺められるスポットなんだろうなぁ、くらいに思っていて、入場料も1600円かかるので、ちょっと高いな...と思っていたのですが、いざ入場してじっくり観てみると、色々とみどころが満載でした。

もちろん庭園と桜島のコラボはすばらしいのですが、集成館事業の概要がわかるイントロダクション的な展示が初めにあり、そこである程度学んでから見て回ると、興味深く見れるポイントが多くありました。

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また、敷地内には「猫神社("ねこがみしゃ"と読むようです)」なる、島津義弘公にお供していた猫を祀った祠があり、かわいい猫の石像が出迎えてくれます。この猫をモチーフにしたかわいいおみやげも充実していますので、ぜひチェックしてみてください。

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一通り仙巌園を見て回った後は、コーヒータイムにしようと隣接しているスタバ鹿児島仙巌園店へ。このスタバは、登録有形文化財「旧芹ケ野島津家金山鉱業事業所」をリノベーションした店舗となっており、とても趣のある店内で桜島を眺めながらゆっくり過ごすことができます。優雅なコーヒータイムを過ごすことができました。

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14:00頃に仙巌園に到着して、15:46の電車で鹿児島市内へ向かいました。

 

城山公園と西郷どん

続いて向かったのは、桜島を望める鹿児島イチ?のビュースポット「城山公園展望台」に向かいました。鹿児島中央駅から、市内観光スポットを巡るバス「カゴシマシティビュー」に乗車して、20分程度で到着します。料金は、一律230円です。

この展望台からの桜島は、期待に違わず美しかったです!また、鹿児島の市街地も見渡すことができ、夜景も見てみたいと思いました。

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展望台でベンチに座って少しゆっくりしてから、西郷隆盛銅像へ向かうことにしました。

しかし、市内へ戻るバスは、前述の「カゴシマシティビュー」に乗ると時間がかかってしまい便利が良くないため、遊歩道を下って徒歩で向かうことに。

遊歩道は、夕方ということもあってか人も少なく、また木陰になっていて気温も心地よく、気持ちよく散歩しながら移動することができました。

約15分ほどで展望台から西郷さんの銅像まではたどり着くことができます。

西郷さんの銅像は、上野公園に設置されているものとそれほど違う印象はありませんでしたが、せっかく鹿児島に来たんだもの、西郷さんの顔を拝めてよかったです😊

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これでこの日の観光は終了。ホテルへ向かいます。この日のホテルは、グリーンリッチホテル鹿児島天文館天文館エリアにあり、西郷さんの銅像から徒歩15分ほどでしたので、バスに乗るほどでもないと思い、ここも歩いて移動しました。

ちなみにグリーンリッチホテルは、一泊禁煙シングル素泊まりで6000円弱。設備は古いですが、部屋も広くて、交通のアクセスも良くて、繁華街にも近く、個人的にはコスパの高いホテルだと思いました。

 

鹿児島グルメを堪能

ホテルに到着したのは、17:30頃だったでしょうか。荷解きをしたり一息ついて、夕食へ向かうことにしました。近隣飲食店のクーポンをいただいたので、ここに掲載されていた「白鹿(はくしか)」という居酒屋へ行ってみることに。ホテルからは徒歩で1分です。小綺麗な店内は、結構満席に近いほど賑わっているように見えましたが、たまたまカウンター席が1名分空いていて、入ることができました。

ここでは、薩摩揚げ、首折れサバの刺身、味噌煮込みおでんをいただきました。中でも個人的には薩摩揚げが絶品で、ふんわりした食感に甘い味付けが焼酎に抜群にマッチして、最高でした😍 味噌煮込みおでんも、黒豚とんこつをいただいたのですが、ホロホロでめちゃめちゃおいしかったです。クーポンで芋焼酎が一杯無料になりましたし、完全に当たりのお店でした。

その後は、せんべろでもう一杯(実際は3杯)いただいて、ホテルに戻り、この日は終了しました。

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明治維新に思いを馳せる

翌日は、ホテルをチェックアウトし、ここは楽しみにしていた歴史博物館「維新ふるさと館」へ向かいました。途中、博物館脇にある「維新ふるさとの道」を通ってみましたが、この道も幕末に活躍した薩摩藩出身者を主とした紹介パネルなどもあり、興味深く通らせていただきました。西郷隆盛大久保利通の生誕地が非常に近く、ここから出た人が日本の歴史を動かし、維新を実現し、今の日本での生活があるんだ...と思うと、非常にロマンがあっておもしろいなぁ、と感じ入ってしまいました。

で、「維新ふるさと館」ですが、ここも展示が非常に充実している良い博物館でした。幕末に興味のある方でなくても、ドラマ上映などで、薩摩藩出身者の功績とともに、当時の日本がどのように動いていったのかを理解することができます。また、NHK大河ドラマ西郷どん」や「篤姫」に関する展示もあり、より身近なものとして感じられると思います。

個人的には、幕末については以前から多少の興味はあったのですが、今までそれほど熱心に学んでこなかった西郷さん、大久保さんの功績や西南戦争の背景などを理解することができ、実はとってもおもしろかったです。

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最後にランチとおみやげ購入

その後は、ちょうどお昼だったので、鹿児島中央駅まで移動しランチにすることにしました。ランチは、たまたま見つけた鶏料理店「みやま本舗」でいただくことにしました。ここでは、名物である「鶏飯」と鳥刺しをいただきました。鶏飯は出汁が効いていておいしくて、さらっと食べれちゃいました。鳥刺しは、タタキみたいな感じでしたが、生臭さはまったくなく、あっさりしつつ旨味もあって、おつまみにピッタリだと思いました。ただ、妊婦の方やお子様、高齢の方、体調不良の方はご遠慮ください、という注意書きもあったので、いただくには少々注意が必要そうです。

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ランチの後は、駅ビルの中にあるおみやげ横丁でショッピングです。結局、駅と空港のお土産屋さんで、以下のものを購入しました。

上記の他に、妻には仙巌園で猫グッズを購入しています。

家に帰ってきていただきましたが、かるかんが想像以上にもっちりしていておいしかったですね。かすたどんも卵の風味が活かされていておいしかったです。薩摩揚げは、お店で食べたものに感動しすぎて、普通に感じてしまいました苦笑。

 

まとめ

ということで、実質1泊2日、割と無理のないスケジュールで、主要な見どころを巡ることができました。桜島は、意外にサクッと行けてしまいますので、鹿児島に来たら絶対行っといたほうが良いと思いました。

鹿児島に行ってみた印象は、一言で言うと「歴史の街」でした。この鹿児島から明治維新で日本を動かした人物がたくさん出ていることを考えると、歴史的に非常に重要な場所であることを強く感じた旅になりました。とってもおもしろかったです👍

幕末〜明治初期の歴史の動きをある程度知ってから来てみると、なおさら興味深く色々なものを見れると思います。

 

それでは。

フジロック2025 2日目。オススメの曲たちと帰路の立ち寄りスポットを紹介。

こんにちは。

 

先日、フジロック1日目の様子「遅ればせながらフジロック2025に行ってきました!」を書きましたが、今回は2日目、そして参戦後の帰り道の様子までを綴っていきたいと思います。

 

1日目終了後も車中泊をして過ごし、2日目の朝です。この日は、前日にも増して見たいアーティストがいくつもありました。例によって、缶ビールを開けながら会場に向かいます。

 

まず最初のアーティストは、フジロック唯一の屋内ステージであるレッドマーキーで、「T字路s」!T字路sは、過去にも何度か見たことがあったのですが、何と言ってもボーカル伊藤妙子の超絶ハスキーボイスが耳から離れなくなりました。 もしかしたら酒ヤケしたような声のボーカルが好きなのかも。今回は、レッドマーキーの割と前方のほうで静かに楽しみました。割と年配の方々も観てらっしゃいましたね。

忌野清志郎の「スローバラード」のカバーが有名ですが、オリジナル曲「夜明けの唄」もかなりオススメです。


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T字路sの後は、グリーンステージに移動して、森山直太朗です。これは私というより妻の趣味なのですが、タイミングが良かったせいかステージ前3列目くらいにポジションを取ることができました。

ライブは、最初から超有名曲の「さくら」から始まり、「夏の終わり」など、ファンでなくても知っている曲を演奏してくれました。「夏の終わり」では、その歌声とサウンドのあまりの心地よさに、ついウトウトしてしまいました。中でもハイライトは「どこもかしこも駐車場」という駐車場の曲。過去に聞いたことがあったのかもしれませんが、なぜか今回のステージでは、すごくこの曲が心に刺さり、頭から離れなくなりました。


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歌詞を観てみると、その世界観になんだか更に魅了されてしまいました。ネットで検索すると袖山百年さんという方が感想文を書かれており、この解釈がものすごく好きです。

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人間の心の移り変わりゆく様、苦しさや悲しさ、虚しさが絶妙な視点、言葉、そしてメロディで表現されていて、すごく好きな曲の一つになりました。彼のソングライターとしての才能がものごく発揮された曲だと思います。もちろん帰りの車の中ではエンドレスリピートになりました笑

 

森山直太朗の後は、そのままグリーンステージに残り「Creepuy Nuts」、そしてホワイトステージで佐野元春、さらにフィールド・オブ・ヘブンでJake Shimabukuroをさらっと観ながら過ごしました。

 

そして19:00からは妻も楽しみにしていたRADWIMPSです。妻は前の方に行きましたが、私は途中からホワイトステージの羊文学に移動したかったので、割と遠目から見ることにしました。RADWIMPSは初期の頃の曲と「前前前世」などの超有名曲を知っている程度です。確か2005、06年頃のROCK IN JAPANで観たことがあったような記憶がありますが、割と静かなロックを奏でる印象がありました。グリーンステージでのライブは、20年前の姿とは違っていて(当たり前)、貫禄のあるステージでしたね。映画「君の名は」の劇中歌でもある「スパークル」でオーディエンスがスマホのライトを振っている光景は、流石に感動的でした。

 

ここで、私は前述の通り「羊文学」を観にホワイトステージへ。この時間、レッドマーキーでの「The Hives」とタイムテーブルが丸かぶりで、どちらを見ようかかなり迷ったのですが、羊文学にしました。ちなみにThe Hivesは、スウェーデンのバンドで骨太なガレージロックが持ち味なのですが、大学生の頃に友人に教えてもらって聴いていて、過去のフジロックでも観たことがありました。今回も迷ったんだけど、観たかったなぁ...


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...ですが今回は羊文学へ行きました。羊文学は、去年のラブシャをきっかけに聴くようになって、自分的にはライブでのサウンドがかなり好きになりました。私の好きなポイントは、塩塚モエカの切れ味の鋭いギター、そしてベース河西ゆりかのコーラス、この2点が素晴らしい!と感じました。

特に私の好きな曲は「Burning」ですね。この曲は、上記2点に加え、ダークでグルーヴィーなベースもたまらないです!!


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ライブはというと、期待通りでしたね。鬼の形相で歌う塩塚と、無表情でクールな佇まいの河西の対比がなんとも滑稽?・・・いや、それも彼女らの魅力なんですが、夜のホワイトでのBurningの爆音の心地よさは最高でした!

 

羊文学を観た後は、妻と合流し、ご飯を食べたりお酒を飲んだりして、フジロックの最後の瞬間をまったり過ごしました。最後は新人アーティストの登竜門的なステージ「Rookie A Go Go」でハシリコミーズというバンドを観たところで、2人とも体力が限界に達し、会場を後にしました。

 

2日間の参戦は、妻は初めて、私も10年ぶりくらいだったので、もう…疲労困憊です。フジロック、やっぱり過酷で最高だ!!と改めて思った2日間でした。しばらく来てなかったけど、また来年も必ず来たいなぁと思いました。

グリーンステージには青空が似合いますね!

来年は7/24(金)〜26(日)!

 

ってなわけで、2日間のフジロックが終了。この日も車中泊をして、翌朝帰路につきます。

 

次の日の朝、我々は2日お風呂に入っていないわけですので、まずはお風呂へ!駐車場を利用させていただいている「苗場ふじや」さんの近くには、「雪ささの湯」や「御宿本陣」の日帰り温泉なども利用できるのですが、我々は苗場エリアから離れ、越後湯沢エリアにある「山の湯」へ。毎回ここを利用させていただいています。シャワーも付いていない結構古めな日帰り温泉なのですが、妻のお気に入りで、それなりに早起きしていつも行っています。地元の方も多いですね。下記のポストにも掲載していますので、ぜひご覧ください。

 
 
 
 
 
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2日間分の体の汚れを落とし、さっぱりしたところで、次は早くも昼食です。昼食は、越後湯沢駅直ぐそばの「へぎそば」の名店「そば処 中野屋」へ。11:00オープンですが、このお店は普段から混雑、フジロック期間は超激込みだということがわかっているので、10:00頃お店に行ってウェイティングボードに氏名を記入しました。この日は、4番目くらいだったと思います。すぐ近くに駐車場がありますので、そちらで涼みながら開店を待ちます。

開店時間となり、4番目なので、すぐに入店することができました。我々は、へぎそば2人前に海苔のトッピングと天ぷら盛り合わせをオーダー。今回で3回目くらいだったと思いますが、やっぱりさっぱりしていておいしいですね!

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このお店も、上記のインスタグラムのポストで紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。

 

お腹を満たした後は、ショッピングです。我々が向かったのは、「道の駅 南魚沼」。スイーツやお土産などを購入する場合は、越後湯沢駅がたくさんのお店があって良いのですが、今回は、自分たちが食べる美味しい野菜を買って帰りたかったので、こちらの道の駅にしました。随分前で何を買ったか忘れてしまいましたが、新鮮な夏野菜(なすやきゅうり、トマトだったかと…)をそこそこの量買い込みました。ちなみに、この道の駅は規模は大きくありませんが、野菜はもちろんのこと、食事もできますので、こちらもチェックしてみてください。前述の中野屋さんが混んでいて諦めて、この道の駅で昼食を取って帰った年もありました笑。

ちなみに、いつだったかはこの道の駅で車中泊してから苗場に向かったこともありました。

 

ショッピングも終えたら、後はすぐ近くの塩沢石打インターから関越道に乗って帰るだけです。前述の通り、森山直太朗の「どこもかしこも駐車場」をエンドレスリピートで帰りました笑。

 

金曜の夜からの4日間に渡って、フジロックの前後泊も含め、めちゃめちゃ楽しかった〜。しばらくフジロックロスに苛まれていました😂かれこれ2ヶ月経過しましたが、未だに「早くフジロック行きたいな〜」と思う瞬間があります。やっぱり偉大なフェスですね。

 

・・・ということで、来年のフジロックも楽しみですが、その前に、冬が来る!

冬は冬でスキーをしに行きたいですね!苗場スキー場は一度だけ行ったことがありますが、まだ越後湯沢、魚沼エリアで行ったことのないスキー場もたくさんあるので、ぜひ今年のシーズンには狙いたいと思います!

 

 

そんなわけで、感情の赴くままに書いたとりとめのない文章になってしまいましたが、フジロックのレポートでした。

 

この後も、実はたくさんお出かけしているので、また追って書いていきたいと思います。

 

それでは。

 

遅ればせながらフジロック2025に行ってきました!

こんにちは。

 

色々なことが後手後手に回っとります。。。やりたいことはたくさんあるのですが、なかなか手をつけられずにいました・・・。というのは、実は3拠点間の引っ越しをしておりまして、これまで所有していたマンションを売却・退去し、2拠点生活していた築35年の1ルームのアパートを引き払い、新しいアパートに引っ越す、というのを同時に進めており、なかなかブログやSNSの更新ができずにおりました。はい、完全なる言い訳です。苦笑。。。

 

そんなことをしている間にも、もうすっかり昔話になってしまいましたが、しっかりとフジロックに行ってきました!最後にフジロックに行ったのはコロナ前の2019年なので、6年振りの参戦になります。ここ数年は、自分の音楽の趣味の傾向も変わってきていた(というか原点回帰していた)り、「今年も焼肉の街で焼來肉ロックフェス!!絶対オススメします!」でも書いているヤキフェスが、毎年フジロックの前の週に開催されるのでそちらに行っていたりして、しばらく離れておりました。今年は、妻が山下達郎を見たい!RADWIMPSも見たい!というので、じゃあ行っちゃおっか!!!となったわけです。

www.fujirockfestival.com

 

私が初めてフジロックに行ったのは、2005年。レッチリがヘッドライナーだった年でした。初めて行ったら、やっぱりその魅力にドハマりして、20代の頃は毎年欠かさず友人と行ってましたね。その頃は、学生時代の友人の影響で洋楽に傾倒していて、UKロックやダンスミュージックなんかも結構聞いていて、フジロックサマソニには毎年参戦していました。なので、フジロックの雰囲気やステージ間の移動やレイアウト、苗場の街の様子やどこの駐車場を使おうか、といった基本的な情報は把握できている状態でした。

 

そんなわけで、今年は、7/26(土)と7/27(日)の2日間参戦してきましたので、その様子を綴っていきたいと思います。会場での様子だけではなく、出発から帰宅するまでの様子を書いていきたいと思いますので、初めてフジロックに行く人や、初級者の方でもっとうまく過ごすためのヒントを探している人のお役に立てれば幸いです。

 

まず、私はフジロックでは基本的に車中泊をして過ごします。車中泊も含めてフジロックを楽しむのが自分的には好きですね。なので、仮に1日だけの参戦だとしても車中泊をして過ごします。

今回は、金曜日の仕事が終わった後に、会場である苗場に向かいました。土曜の早朝移動でも良いといえば良いのですが、渋滞を避けたいと考えたのと、前述の車中泊もしたいというのがあって、金曜から移動しました。ちなみに、フジロックはCrystal Palace TentやRookie A Go Goというステージあるエリア(エリアマップ参照)は、チケットがなくても入場可能なので、行く気になれば到着後にそのエリアも楽しむこともできるわけです。

到着したのは、だいたい10時頃だったでしょうか。いつも利用している旅館「苗場ふじや」さんの駐車場が空いていないと言われて暫くウロウロしていたので、少しタイムロスをしましたが、最終的に駐車できて落ち着いたのが10時頃だったと思います。その日は会場には行かず、近くのお土産屋さんでお酒を調達し、車中で妻と前夜祭です。もうウキウキなので、お酒が進んじゃうんですよねーーーー🍺🍺🍺笑笑

自分の車は、もう5年位乗っているワンボックスなので、後部座席をフラットにしてマットを敷いて段差を解消してそこに寝る形になります。快適というわけではありませんが、大人2人ならそこそこの感覚で眠ることができます。ただ!今回はあろうことか専用のサンシェードを忘れてしまうという凡ミスを犯してしまい…100均でペラペラのカーテンみたいなやつで代用しました。目隠しにはなりますが、遮光・遮熱性には限界があり、朝の光と暑さがキツかったですね。

ちなみに「苗場ふじや」さんの駐車場は、近くに公衆トイレがあり、そちらを使用できます。お風呂は近くに「雪ささの湯」という日帰り温泉がありますので、そちらも利用可能です。我々は、お風呂は2日間我慢して、汗拭きシートとドライシャンプーで凌ぎました。

ちなみに、駐車代金は、1泊4,000円だったでしょうか。金曜の夜〜月曜の朝までで3泊ということで12,000円だったと思います。

 

そんなこんなで、初日の夜を車中で過ごし、翌朝、いよいよ会場へ向かいます!

夜の苗場の街。フジロックののぼりを見るとテンション上がる。


そして1日目。1日目といっても土曜日なので、フジロックとしては2日目の中日となります。これも恒例ですが、駐車場を出発するときに缶ビールを購入し、朝から景気づけに一杯やりながら会場へ向かいます🍺

最後に行ったのがもうコロナ前でしたので、ゲート前のエリア(イエロークリフ)のレイアウトが当時と変わっていたのが新鮮でしたね。

まずは、事前オーダーしておいたTシャツを受け取ります。会場で受け取りの時間設定もできたので、フェスで見かける長蛇の列に並ぶ必要もなく、スムーズに受け取ることができました。このシステムはかなり便利ですね。グッズが欲しいなぁと思うことはあるのですが、あの長〜い行列に並んで時間をロスすることを考えると、いつも購入するモチベーションがなくなってしまうので、時間・体力とも無駄にせずに購入できてよかったです。(そもそも事前配送してもらえばいいのですが苦笑)

 

その後は、まずはケロポンズ!これは妻のリクエストです笑。保育関係の仕事をしているので、馴染みがあったのでしょう。仕事に取り入れる検討をしておりました。かわいいお子ちゃまたちがたくさんいましたね。フジロックの会場には、Kid's Landもありますし、会場内を流れる浅貝川で川遊びもできますし、小さい子供や親子連れの方も存分に楽しめるようになっています。これもフジロックの魅力のひとつだと思います。

浅貝川。気持ち良さそうですね。

 

その後は、妻と行動を別にして、私はFERMIN MUGURUZAを見にホワイトステージへ。彼は、スペイン・バスク地方のミュージシャンです。政治的なメッセージを、様々な要素を取り入れた音楽で発信しているようです。初めて見るミュージシャンで曲も知らなかったのですが、スカやレゲエ調の曲が印象に残っています。何より、風貌はおじいさんなのですが、そのパワフルさに目を惹かれました。

 

終了後、妻と合流してお昼ごはんを食べ、次はグリーンステージでSTUSを見ようと思っていたところ・・・雨です☔結構強めの雨でしたね。フジロックに突然の雨はつきもの・・・とわかっていたはずで、カッパも持っていたのですが、久しぶりのフジロックのせいなのかこの雨に即座に対応できず、結構なずぶ濡れになりました😂

体温も奪われ寒さも感じてきたので、雨が弱くなったタイミングで一旦車に戻り、着替え&休憩です。一旦車に戻るのは、何度もフジロックに行ってますが初めてでしたね。ですが、これで体力と装備も更新され、その後は快適に過ごすことができました。やっぱり雨への備えと、万一の場合は車に戻るという判断もすべきなんだな、と勉強になりました👍

お昼に食べたチキンオーバーライス。

 

車でしばらく休憩し、次のターゲットは、山下達郎。人多かったですね!実は知っている曲もほとんどなかったので、その姿を一目見れればいいかな、と安易に考えていたのですが、人の多さにビビりました。

私は、ホワイトステージでBarry Can't Swimが見たかったので、山下さんは途中で離脱しようと思った頃にはもう遅く、グリーンステージ後方の通路はすし詰め状態で、身動きが取れないほど。けが人が出るんじゃないかという程の状態でした。昔は、通路に立ち止まらないように案内のスタッフが配置されていた記憶があるのですが、配置されなくなってしまったのでしょうか、かなり混乱していましたね。

山下達郎はいい時間のステージでした。

 

そこでしばらく足止めを喰らったのですが、なんとかBarry Can't Swimはスタート直後に到着することができました。日本人は山下達郎を見に行く方が多かったようで、バリキャンは何やら外国のクラブの様相を呈していましたね。。。とはいえバリキャンがかなり良かった!久しぶりの山の中でのダンスミュージックにかなりテンション上がりました!Kimbaraはキャッチーだし、オススメです。


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Barry Can't Swimの後は、再び妻と合流して、ぶらぶらしたり、オアシスエリアで夜ご飯を食べたりお酒を飲んだりして、まったり過ごして1日目は終了しました。

夜ご飯のグリーンカレー&ガパオライス。フェスではいつもタイ飯。

もうこの時点で私も妻もかなりの疲労です苦笑。これがフジロックですよね。たくさん歩くし、雨もあったりして、疲れるんです。。だけど、この疲労感も楽しみながら、この日も車の中で眠りにつきました。

 

次の日は見たいと思っていたアーティストがたくさん出演する日。また楽しくて疲れる一日になりそうです。

 

2日目の様子はまた別途書きたいと思います。それでは。